そんな時…

 キーンコーンカーンコーン…





予鈴がなった。





「はっ!やばい久々にきといて遅刻ってのはヤバいよねっっ」






澪美はきれいな黒髪を揺らしながら急いで職員室に向かった。





――――――…



 
 


 コンコンッ






「失礼しまぁ~す」

 ガラガラッ



職員室に入るとそこには若い男がいた



『おぉー須堂じゃないか!!
ひさしぶりだなあ!よかったよかった。
これでクラス全員そろったよ!』





「すみません。今までご迷惑おかけしました」




『いやいや、気にしなくていいよ。
しかし、須堂はまだ若いのに大変だなぁ…
おっと、もうこんな時間だ。そろそろ教室に行きなさい』





『はい、わかりました…』