「夕飯できるまで部屋にいなさい」「はーい」里香は2階の部屋へとすたすたとあがっていったその後に金魚の糞みたいに妹の美紀が続いた




「お姉ちゃん話聞かせて」「どうだった?」「ええどうってなんか先生は厳しそうな先生多かったような気がする」「後校則も結構厳しいみたい」



「品行方正な看護婦になるんでしょ」「うん、まあね」「それぐらいでいいんじゃないの」「厳しいくらいでおねえちゃんにはちょうどいい」



「こいつ」「あはは」


さっき片手に持ってきたビールを美紀は里香に手渡した・・・




「じゃあ乾杯、入学おめでとう」「ありがとうっ!」



「再来年は看護婦だね」「そうなってるといいけどね」「なれるって試験さえ受かれば」「うん」「そうだね試験さえ受かれば」


「試験て難しいのおねえちゃん?」「難しいらしい」「私の頭で受かるかな?」