そんな時、俺は夢を見た。


“あなたは生きなきゃだめ。

 みんなの為にも、自分の為にも…

 …私の為にも、生きて?

 あなたがこっちに来る時になったら、

 その時はまた、一緒になろう?

 その時が来るまで…

 私は、あなたを待ってるから…”



起きた時、泣いていた。

いつも流す涙とは違う、温かい涙。


その日から…君が夢に出てくる事は無くなった。