いきなり稜に行きますか!!
まぁいいか。
どうせ答えはNoだろうし♪


「あ？なんだよ。」

「・・・もしかして朝のことまだ怒ってる？」

「当たり前だろ。心配してやったのにお前があんな態度取るからいけないんだ。」

「だからぁ。ごめんって言ったじゃん！」

「たりないね。謝ればいいってもんじゃないんだよ。」

「・・・なにすればいいんですか稜様。」

「そうだなぁ・・・。おでこにキス？」

「なっ、なに言ってんの!?」

「うそに決まってんだろ？本気にするなよ((笑」

「そ、そんなのわかってるし！！もぉいいよ!!」

「お前さぁ。オレに用があって話しかけたんじゃないの？」

「あっ。そうだった！稜は俊弥の好きな人瑶亜だと思う？」

「は？そんなの当たり前じゃん。お前ﾊﾞｶ？」

「だよねだよね!?じゃ。どうもｱﾘｶﾞﾄ♪」


「ね♪瑶亜ちゃんと聞いてたでしょ？」

「で、でも。まだ１人目だし!!」

「じゃぁ次へレッツGO!!」



・・・ヤバイ。
オレ今綾姫に何を口走ったんだろう・・・。
確かにさっき今まで以上にがんばるって決めたけど。
これじゃまるで綾姫に好きって言ってるようなもんじゃねぇか!!
・・・でも、してほしかったなぁ。
おでこにキス。まっ、いっか♪
あっ。貴琳くんに話しかけてる。



「貴琳！ちょっと質問があるんだけど？」

「なに？」

「俊弥の好きな人は瑶亜だと思いますか?!」

「うん。普通にそうでしょ。見てればわかるし。」

「ｱﾘｶﾞﾄ！じゃね♪」


「ほら。貴琳もそう思うって！」

「でも、まだ2人目だから!!」

「じゃぁ次。」