元気よく返事はしたものの・・・。
すっかり頭から抜けてたよぉ。
なんであんな大事なこと忘れたんだし!
あたしのバカ!!


「おぅ!綾姫じゃん。ひっさしっぶりぃ♪」

「え?あっ・・・。りょ・・りょ・・りょ・う・・?」

「お前どうしたんだよ。オレ様がせっかく挨拶してんのに。」

「へっ?あっ・・ご・・ごめん!・・お・・おはよう・・!!」

「なにこいつ((笑 超どもってんだけど!うける~!!」

「なっ!そんなことないし!!稜にそんなこと言われたくないよ!!」

「お前マジどうしたんだよ?今日変だぞ?熱でもあんじゃねぇの?」

ピタッ

「ひゃっ!な・・なにすんの!!」

「熱あるかなぁと思って。」

「い・・いき・・・いきなりそんなことすんじゃない!!」

「…んだよ。せっかく心配してやってんのに。もういいし。」


・・・超ハズかった///
やばい。稜本気で忘れてんのかも。
てか、あたしなにやってんだろぉ。
稜がせっかく心配してくれたのに・・・。
あたしのバカバカァ!!


「綾姫!ひさしぶりじゃん♪」

「へ?あっ。貴琳!!」

「冬休みは楽しく過ごせたのか?」

「うん!あっ。えと、大掃除の日はありが「いいよ。」

「え?」

「そのことは言わなくていいから。」

「・・・うん。」

「そのかわり、泣きたくなったらオレに言えよ?」

「うん!アリガト。貴琳!!」

「じゃ、またなっ!」

「あーい。」