ただいま昼休み中です。
今から俊弥を「掃除の時間に屋上階段に来て」
と呼び出そうと思います。


「俊弥!」

「なに?」

「えと。その・・・。」

「早くしてくんない?」

「掃除の時間に屋上階段に来て!」

「なんで?」

「いいから!来てくれるの?くれないの?」

「わかった。」

「ホント!?絶対だよ?」

「はいはい。」


・・・来てくれるって。
言った・・・よね?
ヤバイ。超嬉しいんだけど。
でも超ハズかった///
来てくれるんだよね。
やったぁ。
よし!がんばるんだあたし!!



「もぅ掃除の時間かぁ。」


告白することを考えてたら心臓バクバクしすぎて
授業ほとんど聞いてなかったら
いつの間にか掃除の時間になってました・・・。
・・・振られたらどうしよう。
稜の時みたいに振られたら・・・。


※実は瑶亜は稜に告白をして見事に振られていたのでした。
綾姫に「告白してもいいよ」と言ったのはこうゆう理由だったのです。


早く俊弥来ないかなぁ。
早く来てもらわないと心臓バクバクしすぎて倒れちゃうよ・・・。
今もヤバイ状態なのに。

タンタンタンタンタン

あっ。俊弥かも。
ヤバイ。緊張MAXかも・・・。


「瑶亜。」

「はい!」