「新撰組♪新撰組♪」
誠は図書室に入り
どの本を読むか選んでいた
「んーこれにしよっと」
誠が取り出したのは
一冊の古くて分厚い本だった
「なんか表紙も新撰組の隊服と同じ浅葱色でかっこいい」
誠は椅子に座って
その本を読み始めた
ガラッ
「もうすぐ下校時間だぞ
早めに帰れよ~」
「え!?あ、はーい」
(夢中になりすぎた!!)
誠はその本を借りて帰った
家に着きご飯を食べて
部屋へ行き制服のまま
ベッドに寝転がり本を読み始めた
しばらく本を読んでいると
「ん…なんか...眠い」
誠はそのまま目を閉じてしまった