あの不良との事が
思い出される。
一緒に行くところは
賓のない場所で
カラオケなど安いが
平気で男が部屋の中に
乱入してきたり!
踊りに行く所は
女性半額や無料の
安いクラブで
そこにいる男の顔は
野獣のように目がギラギラして
女!めあての男ばかりで
平気に身体に触ってきて
ナンパをする。
そんな男達の中に自分を
連れて行くあの男の
気持ちが判らない。
そしてそこは異常に汗臭く
異様な臭いがして
息が詰まりそうだった。
衛は違っていた。
いつもデートの時は
ホテルのレストランか
テラスのある落ち着いた
ところだ、
そんな場所は、静かで
何時間でも話ができ
長時間いても変な目で
見られるような
街の食堂や
騒がしいファミレス
と違い落ち着きがあった。
美果は雑誌で自分の恋人が
大事にしてるかは?
*デートの場所で判ると*
デートの度に衛の愛を感じ
美果は気を使い
「今日はお蕎麦食べたい!」
と言ってみた時もある。
そうすると衛は美果の
気持ちを判っているかのように
「今度、そうしよう!」
そう言って、美果の手を引いて
賓のいいレストランへ連れて行った。
5月に鎌倉の有名な明月院へ
アジサイの花を見に行った。
衛が寺へ続く階段の両脇に咲く
アジサイの花をみて
「美果、アジサイの花言葉
知ってる?」
「知らないけど!」
「ヒントはアジサイの花って
色が変わるだろう?」
「ヒョットして心変わり
さよならのこと?」
美果は不機嫌顔で応えた。
「それもありだよね!
でも心変わりで浮気だそうだよ」
美果はふと千裟の事が頭にうかんで
衛に意地悪な事を言った。
「衛に、似合いの花かもね!」
衛の心の中に衝撃が走った!
<そうかも・・・!!>
思い出される。
一緒に行くところは
賓のない場所で
カラオケなど安いが
平気で男が部屋の中に
乱入してきたり!
踊りに行く所は
女性半額や無料の
安いクラブで
そこにいる男の顔は
野獣のように目がギラギラして
女!めあての男ばかりで
平気に身体に触ってきて
ナンパをする。
そんな男達の中に自分を
連れて行くあの男の
気持ちが判らない。
そしてそこは異常に汗臭く
異様な臭いがして
息が詰まりそうだった。
衛は違っていた。
いつもデートの時は
ホテルのレストランか
テラスのある落ち着いた
ところだ、
そんな場所は、静かで
何時間でも話ができ
長時間いても変な目で
見られるような
街の食堂や
騒がしいファミレス
と違い落ち着きがあった。
美果は雑誌で自分の恋人が
大事にしてるかは?
*デートの場所で判ると*
デートの度に衛の愛を感じ
美果は気を使い
「今日はお蕎麦食べたい!」
と言ってみた時もある。
そうすると衛は美果の
気持ちを判っているかのように
「今度、そうしよう!」
そう言って、美果の手を引いて
賓のいいレストランへ連れて行った。
5月に鎌倉の有名な明月院へ
アジサイの花を見に行った。
衛が寺へ続く階段の両脇に咲く
アジサイの花をみて
「美果、アジサイの花言葉
知ってる?」
「知らないけど!」
「ヒントはアジサイの花って
色が変わるだろう?」
「ヒョットして心変わり
さよならのこと?」
美果は不機嫌顔で応えた。
「それもありだよね!
でも心変わりで浮気だそうだよ」
美果はふと千裟の事が頭にうかんで
衛に意地悪な事を言った。
「衛に、似合いの花かもね!」
衛の心の中に衝撃が走った!
<そうかも・・・!!>