「だめだ・・・助けて
死にたくないよ!」
衛は、こんなに苦しく成るなんて!
酒を飲んだ事を後悔していた。
電話での声を聞き
隣の部屋の兄が
駆けつけてきた!
「どうした!
お前酒飲んだな!」
「苦しい!助けて」
兄の武がそばにある
ナポレオンのビンを
みて驚いた。
ブランデーを半分
以上飲めば酔っ払う
のは、当たり前!
ましてお酒に
免疫がない高校生では!
兄の武は、洗面器に水を
いれ、タオルで頭を冷やし
氷水を衛に飲ませた。
水を飲んだので
少し気分がよくなったが
まだ目が回り目を閉じると
闇の中に落ちていく
気持ち悪さが残っていた。
携帯から心配する美果の
声が聞こえてきた。
その声に兄の武が気付き
携帯をとって
「すいません。もう
大丈夫ですから
心配しないでください」
その声に美果は安心した。
美果は思った。
衛は私に知らない事
を教えてくれるとき
は兄のように。
私をいじめる時は
弟のように。
今日の別れの時は
悪魔のように。
お酒を飲んで
私に助けを求める
姿は子供のように。
そして、優しく
抱いて素敵な
言葉を言ってくれる
ときは天使のように。
私を傷つけない為
お酒を飲んで苦しんでいる
衛がいとおしく!
今すぐにでも会いたい。
そして、ずっとそばに
いて、甘えたい。
窓の外に目を向ければ
もう東の空が白く成っていた。
死にたくないよ!」
衛は、こんなに苦しく成るなんて!
酒を飲んだ事を後悔していた。
電話での声を聞き
隣の部屋の兄が
駆けつけてきた!
「どうした!
お前酒飲んだな!」
「苦しい!助けて」
兄の武がそばにある
ナポレオンのビンを
みて驚いた。
ブランデーを半分
以上飲めば酔っ払う
のは、当たり前!
ましてお酒に
免疫がない高校生では!
兄の武は、洗面器に水を
いれ、タオルで頭を冷やし
氷水を衛に飲ませた。
水を飲んだので
少し気分がよくなったが
まだ目が回り目を閉じると
闇の中に落ちていく
気持ち悪さが残っていた。
携帯から心配する美果の
声が聞こえてきた。
その声に兄の武が気付き
携帯をとって
「すいません。もう
大丈夫ですから
心配しないでください」
その声に美果は安心した。
美果は思った。
衛は私に知らない事
を教えてくれるとき
は兄のように。
私をいじめる時は
弟のように。
今日の別れの時は
悪魔のように。
お酒を飲んで
私に助けを求める
姿は子供のように。
そして、優しく
抱いて素敵な
言葉を言ってくれる
ときは天使のように。
私を傷つけない為
お酒を飲んで苦しんでいる
衛がいとおしく!
今すぐにでも会いたい。
そして、ずっとそばに
いて、甘えたい。
窓の外に目を向ければ
もう東の空が白く成っていた。