美果の彼氏は
少し不良っぽく
女子が好むタイプだ。

しかし
パンツまで見える
腰パンやいかにも
不良と言いたげな
口調の話方

周りの同姓からは
無視されていた。

美果がどうして
こんな男と付き
合っているのか
周りも不思議だったが、
男から言えば
自業自得の
馬鹿女に見えていた。

「え!知ってるの元彼」

と美果は簡単に答えた

「元彼・・・」

「そう!去年の12月に

別れたんだ」

美果は別れた理由は
言わなかったが、
衛には推測できた。

それに他の女子に
聞けば判る事だし・・

「じゃ!割り勘でいいよ」

そう、衛が言うと!!

「朝のお礼だから」

「私におごらせて」

と美果は強く言い放った。

そうか・・・

衛は悟った割り勘だと
付き合ってる
感じだから
ただのお礼なら・・・

そんな気ではないと
衛に気づかせた
かったのだと・・・

それに無理に断れば
美果の親切心に悪い。

また高校の購買は
おにぎりとパン位で
大学の出来立ての
食事は魅力でもあった。

「本当、悪いな、

今度俺がおごるから」

もう2度と美果と
食事など出来ないのを
知りながら
衛は大人の対応をした。