少し息の荒い千裟をみて
衛はウインドショッピング
をし始めた。
通り沿いの何軒目かに
ウエディングの飾った
ショーウインドウがあった。
それを見た!
千裟の心の中に・・
衛との将来の夢の一つを
別れの日に、二人で
見る残酷さを恨んだ。
衛は千裟を
休ませるため
「あの!ピンクの
ウエディングドレス
どうしてかな?」
と千裟に質問した。
普通は白色に決まっている
ウエディングドレス!
それは、真っ白い自分を
愛するあなたに
あなた色に
染めてもらう為の白
だからだ!・・・
「衛も古いわね!
もう結婚式はショーなの
黒いウエディングドレスだって
在るんだから!」
すると衛は
「俺、・・!
白のウエディングドレスで
無ければ嫌だからね」
と千裟の顔をマジに見た。
千裟は衛とはこれが最後なのに
そんな事言う何って!
気持ちが揺らいでしまった。
夏の陽だまりの中を
歩きながら
二人のつないだ手に
汗がにじんで来た。
そこへ!
肉屋の軽トラの
助手席から
「円藤!」の声
同級生の青木だ
「お~デートか!」
衛はウインドショッピング
をし始めた。
通り沿いの何軒目かに
ウエディングの飾った
ショーウインドウがあった。
それを見た!
千裟の心の中に・・
衛との将来の夢の一つを
別れの日に、二人で
見る残酷さを恨んだ。
衛は千裟を
休ませるため
「あの!ピンクの
ウエディングドレス
どうしてかな?」
と千裟に質問した。
普通は白色に決まっている
ウエディングドレス!
それは、真っ白い自分を
愛するあなたに
あなた色に
染めてもらう為の白
だからだ!・・・
「衛も古いわね!
もう結婚式はショーなの
黒いウエディングドレスだって
在るんだから!」
すると衛は
「俺、・・!
白のウエディングドレスで
無ければ嫌だからね」
と千裟の顔をマジに見た。
千裟は衛とはこれが最後なのに
そんな事言う何って!
気持ちが揺らいでしまった。
夏の陽だまりの中を
歩きながら
二人のつないだ手に
汗がにじんで来た。
そこへ!
肉屋の軽トラの
助手席から
「円藤!」の声
同級生の青木だ
「お~デートか!」