衛と最後の思い出を
作りたい!
千裟は小学校の遠足で
東京タワーに行った
事を思い出した。
小学1年生の6月頃
学校からバスで
東京タワーへ行き
展望台に登り
東京中をみて・・
それから
日比谷公園まで歩き
弁当を食べ・・
道路を隔てた
皇居に行った。
小学1年生の時は
千裟は元気で
衛より
背が高く、姉の
様だった。
クラス全員が
手をつなぎ
衛と千裟も
手をつないで
列の中に居た。
まだ幼稚さが残る
衛はよそ見をし
真っ直ぐ歩こうと
しない。
その度、千裟が
姉のように手を
引っ張り、
甲斐甲斐しく
世話をしていた。
衛は千裟に甘え
スカートをめくって
いたずらも
したが、千裟は
怒らず手を
引っ張って
列に遅れないよう
歩いていた。
その時、衛が
「おしっこ!」と
千裟に言って
道路の脇で
事を済ませようと
すると
千裟は衛のそばに
いて隠してくれた。
先生が来て
注意されると
千裟も一緒に誤って
衛をかばってくれた。
千裟はその時から
幼馴染の衛が
大好きで将来
結婚するものだと
思っていた。
その時を思い出し
千裟は涙があふれ
最後の思い出に
あの時に帰り
今度は衛に
甘えたい思った。
作りたい!
千裟は小学校の遠足で
東京タワーに行った
事を思い出した。
小学1年生の6月頃
学校からバスで
東京タワーへ行き
展望台に登り
東京中をみて・・
それから
日比谷公園まで歩き
弁当を食べ・・
道路を隔てた
皇居に行った。
小学1年生の時は
千裟は元気で
衛より
背が高く、姉の
様だった。
クラス全員が
手をつなぎ
衛と千裟も
手をつないで
列の中に居た。
まだ幼稚さが残る
衛はよそ見をし
真っ直ぐ歩こうと
しない。
その度、千裟が
姉のように手を
引っ張り、
甲斐甲斐しく
世話をしていた。
衛は千裟に甘え
スカートをめくって
いたずらも
したが、千裟は
怒らず手を
引っ張って
列に遅れないよう
歩いていた。
その時、衛が
「おしっこ!」と
千裟に言って
道路の脇で
事を済ませようと
すると
千裟は衛のそばに
いて隠してくれた。
先生が来て
注意されると
千裟も一緒に誤って
衛をかばってくれた。
千裟はその時から
幼馴染の衛が
大好きで将来
結婚するものだと
思っていた。
その時を思い出し
千裟は涙があふれ
最後の思い出に
あの時に帰り
今度は衛に
甘えたい思った。