バスが池尻の停留所に
着き7人が降りる。

ルート246より下った
道を7人は降りてゆく

もう暗く午後10時過ぎている。
小杉の住むマンションの前に
7人はいた。

翔が夢子にメールを送る。

「夢子、小杉にメール

送って!」

翔と衛は小杉を呼び出す為
美果の携帯から小杉に
メールすれば必ず
やって来ると計画を練っていた。

この計画は事前に夢子にメールで
指示をして置いたのだ。

メールを見た夢子はすぐに!

「美果!私の携帯、充電切れに

成りそうだから、貸して」

「いいよ」

美果は、何の疑いもなく
馬の携帯ストラップの付いた
自分の携帯を夢子に渡した。

夢子は、美果の受信ボックスに
あるメールを見た。

同じメルアドのメールが
何通も入っている。

多分これが小杉からのメール
だと夢子は思い開けてみる。

夢子の感が当たった!

そこには、写メが添付されている
メールが!・・

写メを見て夢子は目をそむけた
美果と小杉の・・

こんな写真を送って、まだ
親友の美果を苦しめている
小杉に憎悪した。

夢子は小杉に返信メールを
送った。

<今、池尻公園にいます

直ぐ来てください>

夢子は送信履歴を消して
美果に携帯を返した。

しかし、夢子はこのメールを
出してから、翔達のことが
心配で落ち着かない。

美果が

「どうしたの?

なんか!そわそわして」

「なん!なんでもないよ!」