もうだめだ。
同じあやまちを犯して!

このままでは、周りの人に
迷惑がかかる。

私が生きている限り
家族にまで迷惑が掛かる。

このまま、死んでもいいが
どうしても、衛に伝えたい
感謝の気持ちを!

美果はピンクの紙に
衛宛の手紙を書き

思い出の場所の
丸太の間に挟んだ。

私が死んだなら
きっと!必ず
思い出のこの場所に
衛が来てくれる。

そう信じて手紙を
はさんだ。