助けてーーー・・・







聖也ぁ・・・っ





私の事・・・

大事に守るって、


あの日ーーー


約束したじゃん・・・!









聖也じゃなきゃ・・・





ダメ・・・なの・・・っ。










私はさっきに増してさらに泣いた。




さすがの亮太も手が止まった。




「お願い・・・私、これ以上っ、・・・駄目になりたくないっ・・・。」




「勝手な事言うな。俺だって好きでやってるわけじゃな「ならどうして・・・っ」」




「っ・・・くそっ」




亮太は黙り込んで動かない。




「やとわれてるなんて・・・、私は亮太が可哀相だと思う」


亮太の目から、

涙がこぼれた。


「私は・・・、亮太が好きだったよ。ほんとに良い友達だった・・・」


「・・・ごめん、なやか・・・」



亮太は私に謝り服を着せ、カメラのSDカードをその場で折ってくれた。


「ホント・・・ごめんな・・・」