「もちろん、そのくらいはするけどさ…ι
他にないかな?あたしができること」





自分の寝ていた布団をたたみつつ、お婆ちゃんに聞いた




「そうねぇ…」






蚊帳をしまいながら考えこむお婆ちゃん…












「あっ!!そうだ。お婆ちゃんね、最近おじいちゃんに会いに行ってないのよ~あそこって、結構な坂でしょう?か弱いお婆ちゃんには、なかなかキツくってねぇ。翠ちゃん、お花持っていってくれないかしら?」










「…お墓参りかぁ。うん、いいよ!もうすぐお盆だしね!掃除もしてくるよ♪」









顔も写真でしか知らないおじいちゃんだけど、家族で毎年お墓参りには行っていたから場所も何とか覚えてる。






「よかった~!おじいちゃんもきっと喜ぶわよ。翠ちゃんに会えて♪」