「おはよう、翠ちゃん」










足元の方から柔らかい声が聞こえて、重たい瞼を開けた









……あれ? ここどこ?










あー そっか…
お婆ちゃんがぎっくり腰で大変だから手伝いに来たんだ………って










「はっっ!!ごめん!お婆ちゃん」







ガバッと起きたあたしをお婆ちゃんは蚊帳をはずしながら笑って見ていた









「ふふ、よっぽど疲れてたんだね。グッスリ寝てたよ」










「あーそうなのかな…?それより、ごめんなさいιこれじゃ何しに来たか分かんないね…」









「年寄り扱いしないでっていったでしょう?あっでも、翠ちゃんのお布団はしまってくれたら助かるけどね!」





お婆ちゃんウィンクしながら言った