お婆ちゃんのうちは、田舎だけあって平屋にも関わらず広々としている。あたしは居間の隣に布団を敷き、縁側のサッシを開けたまま蚊帳を吊した


布団にゴロンと横になり綾香へ電話を掛ける



翠『もしもし綾香?昨日は電話でれなくてゴメンねι』



綾『ホントだよぉ。翠、お婆ちゃんんちに行くなんて一言も言ってなかったじゃん!』



翠『うーんιなんかメールに入れた通り、夏休みいっぱいこっちにいなきゃみたいなんだよねι』

綾『ずっと帰ってこれないの??』

翠『う~ん…登校日ぐらいには一回帰ろうかとは思ってるけどねι』


綾『ふぅん…そっか。
じゃあ、その時にでも遊ぼーね!
それにしても久し振りの田舎はどーよ?さすがに田舎では出会いないよねぇ…?』