何なのよ!!











何なのよ!!

何なのよ!!














あの後あたしは、ひたすらズカズカと勢いよく歩いて、徒歩20分はかかる道のりを約10分程でお婆ちゃんちまでたどり着いた









「あらぁ、翠ちゃん遅くなるって言ってたけど案外早かったじゃない!」

「うん…まぁね。」

荷物を居間まで運ぶと、ちゃぶ台と呼ぶに相応しいテーブルの前に腰を降ろした






遅れてきたあたしを、お婆ちゃんは大歓迎してくれて、その笑顔をみたらムカムカした気持ちもスーッと消えていってしまった。






「って、お婆ちゃんっ!?そんなのあたしがやるって!!」


台所からいそいそと、真っ赤なスイカを切り分けて運んできたお婆ちゃんに思わず大きな声を上げた