メール拓也
「イマカラアエル?」
「オゥジャイツモノバショナ」
「ウン」
信じていたいから
するんだ。もしこれで
してないとかってなったら
問い詰めた私は最低な女。
真実知りたいから向かう足はドンドン
早くなる
気づけばもう吹き上げ観音
ドンドン早くなっていく
気づいたら走ってる
泣きながら走ってて
いつもどおり待ってる拓也は
焦ってこっちに走ってきて
「大丈夫か?何があったんだよ泣いてるし」
ギュッと拓也は抱きしめてくれて
それはそれはいつもよりも
強い力で抱きしめてくれて
拓也の胸の中で落ち着くまで
うずくまって
泣いていた。しばらくして
-------30分---------
「ひくっ」
「平気か?」
「うん」
「あのね聞きたいことあるの」
「ん?何」
「あのさ・・・みさきとKISSしたの?」
問い詰めた海羅は下を一瞬見てすぐ
向き直って拓也を見つめた
動揺する拓也の視線。