初めてその遊びに参加したみさきは
一瞬で一目惚れした男の子がいた。
正木の相方でもある、雲藤拓也
うんどうたくや
だった
特徴的な細くて長い腕すらっと伸びた
身長少しロングの髪
絡みにくそうで少し怖そうな
拓也にみさきは一目惚れだった。
だけどその頃海羅と拓也は付き合っていた。
一年生の入学して少したった頃
から付き合っていた。
その年で5ヶ月だったはずも
この日から違うことになっていった。
イツメン・・・拓也正木みさき海羅だった
けどいつしかそのメンツに海羅の
存在は消えていた。
それは、みさきのせいともいえた。
みさきがあの夏に拓也に手を出さなければ
四人のメンツが破壊されることはなかった
はずだとおもっていた。