「よ!連。大丈夫か?」

「は?見てのとうり大丈夫なわけ…ゴホッ」


高崎先輩ほんと辛そう…


「ゴホッ…とりあえずお前ら
突っ立ってないで座れば?」


私は近くのソファーに腰をおろし
先輩の部屋の物を見たりしていた。




先輩。サッカー好きなのかな?


部屋の中には有名なサッカー選手の
ポスターやグッツ、本などサッカーに
かかわるものがたくさんある。




あっ!これって…


戸棚の上には小学生くらいの高崎先輩と
もう一人同い年くらいの男の子が
一緒にユニフォームを着て賞状を
持っている笑顔の写真が飾ってあった。




ってことは小さいころサッカー
やってたんだ。