抱きしめていたのは


月城 紅 だった。



 俺の生徒・・・・・・


俺は激しく動揺していた。



紅が真理子が好きだった花束を
拾い上げてくれた。




俺は慌てて弁解する。



 問題にでもなったら



そう思うと冷や汗をかいた。




紅はなぜか優しく微笑んでいた。


学校で見かける
紅とはまったく違う顔をしていた。



慌ててしゃべっても
酒に酔ってる口がもつれて
支離滅裂のパニック状態


途中でもう
どうでもよくなって
俺はいつものように真理子のベットに
横になる・・・・。


酒はもうやめよう



俺は誓った。