そういえば・・・




あたしの誕生日もうすぐだなぁ、、、





「なんか欲しい物あるか?俺がプレゼントしてやるよ!」




充兄ちゃんが笑顔で言った。





「えっ、、いいよ!充兄ちゃんは結婚するんだし本当はあたしがプレゼント渡さないといけないのに・・・」




「いや、いいんだ!俺たちが家に帰るのは千夏の誕生日の次の日だから・・・思い出だ!」



次の日か・・・




「猛もなんか用意してろよ?」



充兄ちゃんが猛に言った。




「え、、なんか面倒臭いし、、この前アイスおごったし、、」



猛がボソッと呟いた。




「それとこれとは別だ!わかったか?」




「・・・うん」




猛が充兄ちゃんに負けて小さく返事をした。