『んっ・・・んっ・・・んーっ』


「どーしたの?はるる」


『も、やめ・・・あっ!!』


――ビクン・・・!!


腰が自然に浮く。


「えっろ・・・」


そうあたしの耳元で呟く陸。


『エロいのは・・・陸っ』


そう言うと陸の指は数を増やし出し動く。


「エロいわけねーじゃん」


『あっ・・・やんっっ・・・』


「はるる、気持ちい?」


あたしは、左右に首を振る。


やだ・・・


なんかこの感覚・・・


・・あたしじゃないみたいっ・・・!


すると指を強く奥に指す。


『あっ・・・!!』


「ほら、言ってみ?」


――キーンコーンカーンコーン・・・


チャイムが鳴った瞬間指を抜いた。


「はるるちゃん、えっろー・・・」


――ドキンッ!!!


『ば・・・ばかっ!』


あたしはそう言って制服を整える。


『も、陸のエッチ!!』


そう言って部屋を出た。


・・・信じられないんだから、


本当、陸・・・っ


「やっべ・・・俺の理性保てるかな・・・」