教室のみんなは、しゅんって感じ。


王子の威力は、すごい。


「・・・はるる」


そう言って陸は手招きする。


「宮川健斗には、気をつけろ」


『・・・ぇ?』


あいちゃんもそれを聞いてびっくり。


「お・・・王子、なんで?」


陸は、突然本棚の中の本を一冊取りその本を踏み出した。


『!、陸!?』


そして陸は、その本を開いた。


そこにはカメラが入っていた。


『・・・え・・・』


「宮川がはるるの見たさで仕掛けたんだ」


・・・怖い、


「他にもあるよ」


そう言ってその本をゴミ箱に捨てた。


「あの、、ひどいこと言ってごめんなさい」


っと真美子ちゃんがあたしに突然言い出した。


『いいよ、』


そう言ってあたしは、ほほ笑んだ。


すると真美子ちゃんは、話し出した。


「あの健斗は学園長の甥らしくって王子と同じように部屋があるの。その部屋見たくて真美子行ったの・・・」


陸は、知ってるっていう顔をして聞く。


「はるるちゃんの写真が壁にたくさん貼られてたの」


・・・ぇ?


本当!?


信じられない、


「号外も作ってるの健斗って聞くし・・・」


そうクラスの子は、言う。


すると先生があたしのクラスに入った。


「授業始めます!間宮くんは・・・教室に」


陸は、小さく頭を下げて教室を出た。













「計画狂いまくりやんけ・・・」


そうモニターを見て地団駄踏む。


「はるる・・・なんで間宮やねんっ!!」