「あんた、やぱすごい子ね」
『すごくなんかない・・・』
「なんか入学式 っは!って思ったけど・・・」
『すごくなんかない・・・』
あたしは、そう言って豆乳を飲む。
あいちゃんは、笑顔だ。
「ね、どこまでヤったの?」
あたしは、むせた。
『は!?』
「王子とっ!やっぱキスとか上手いの?」
『・・・上手いっていうか・・・』
いや、、、
あれは、上手いんでしょうね・・・
うん。
・・・って、ちがーーーーう!!
『あたし“姫”なんてなりたくてなったんじゃないの!』
「あんたシンデレラみたいなもんよねー」
・・・例え言われても・・・;
『どーしたら抜けれるかしら・・・』
この学園を操ってる奴の根を抜く・・・
この学園に何人いると思ってるのよ・・・
日本1多いって言われてるのに(byあいちゃん(笑))
「号外だー!号外だー!!」
そう言って上から紙がばらまかれる。
『?』
あたし達は紙を拾う。
“幸せな王子と姫の間にライバルか!?”
そこには屋上で撮ったらしいあたしと王子と学くんの3ショット。