やぱ・・・


カッコイイ・・・


・・・じゃない!!!


『間宮くん、あたしが姫っての撤回して下さい』


「いや、無理なんだよ」


『・・・無理?』


想定内のオチだけど想定内すぎてなんかびっくり;



「言ったら俺が王子じゃなくなることも出来んだけどさー・・・」


『いいじゃん、別に』


「誰かが操ってるからさー、この制度。その根を抜かなきゃ姫やら王子やらは終わらないんだよ」


そう言ってあくびをする王子。


『・・・誰なの?』


「それが分かったら王子って俺は呼ばれないってーの」


そう言って寝転び出す王子。


『・・・なんか小学6年生のあんたはどこにいったの?』


「ここ」


そう言って自分のことを指指す間宮くん。


あたしは、溜息をつく。


「・・・んーだよ、」


そう言って唇を尖らす間宮くん。


なんか、、可愛い・・・


・・・くないくないくない・・・。


『あたし、行くから』


「はるる」


そう低い透き通った声であたしを呼んだ。


あたしは、振り返った。


そして、あたしは少し離れたところで寝転んだ。


「どーしたの?」


・・・なにしてんだろ、


体が勝手に動いた;