あたしは、ドンっと突き放す。
『な・・・なにすんの!?』
しかし、あたしの言葉は意味なく・・・
『ん・・・っ!!』
間宮くんは、あたしにキスをする。
――クチュ・・・っ
『!』
ぇ、、
間宮くんの舌があたしの口の中に入る。
・・・これってディープ!?
『んー・・・クチュ・・・っ!』
――ガリッ!
あたしは、間宮くんの舌を噛んだ。
「いって」
そう言って間宮くんは、あたしから少し離れた。
『なにすんのよ・・・』
あたしは、服で唇を拭く。
純粋な感じの小学6年生の間宮くんは、何処!?
王子王子って周りから言われてるけど・・・
ただの調子乗りで最低な男なだけじゃん!
『あんたなんか・・・知らない!』
「知らないわけねーじゃん」
そう言いながらあたしの太ももを優しく撫でる。
『や・・・だっ!』
「小6のときの俺の告白忘れた?」
『あんなの・・・今のあんたじゃありえない!!』
間宮くんは、鼻で笑う。