だれも来ない校舎に着き王子は、ドアを開けた。


・・・きれいに片付いている部屋。


どっかのマンションのワンルームみたいにきれい。


『あの、、小学校一緒だよね』


そう言うと王子は、あたしを見た。


『・・・間宮・・・くん・・・』


「結城さん、嘘ついたの?俺に」


『あ・・・』


「彼氏待たせてるーって。」


そう言ってあたしを壁に押し付けた。


『!!』


「なんで嘘ついたの?」


『だって・・・』


「だって?」


顔が近い。


『間宮くん、あたし・・・』


「ん?」


『王子が間宮くんと思わなくて・・・』


「へー・・・忘れちゃったんだー」


『わ!忘れてないよ!』


っと必死で言う。


「じゃあ、体で覚えてもらわなきゃ」


そう言ってあたしにキスをした。


『・・・・!!』


あたしのファーストキス・・・!