15分くらい経って、少し落ち着いてきた。


「はる…大丈夫?」

「ご…ごめん…
タオル、洗濯して返すね…。」

「タオルなんてどうでもいいよっ!!
それより…ごめん…
あたし、考えなしにベラベラ喋っちゃって…。」

「ううん。梨絵は悪くないよ…
それに…梨絵の言ってたことは当たってる。

隣にいつもいた人がいないって…
こういうことなんだね。

自分で避けてたのに…
それで『寂しい』なんて思うのは…
すごく勝手だよね。あたし…。」

「はる…。」






「あたし…



陽がそばにいてくれなくちゃ…ダメ…みたい…。」