「な…なんで…久哉くんが…」

「んー…それ聞いちゃう？」

「へ？」

「その答え、ちょっと待ってくんね？」

「え!?」

「ってか行こうぜ。
パーティー、あと1時間で始まるし…。
それとも…俺とじゃ嫌？」

「っ…。」


少し不安げな表情であたしの目を見つめる。



嫌…

なわけがない。



「嫌…じゃないよ。
でも…は…はる…も一緒でもいい？
じゃないとはる、一人に…。」

「あー…それは大丈夫。
はるんとこには、陽が行くから。」

「え？」

「はるにはメール入れとけば大丈夫だから。
ほらっ、行こう。」