そして、ジョーカーがニヤッと笑った瞬間、バースは足をかけられ背中から地面に倒れてしまう。
「くっ!」
すぐ起き上がろうとしたが、目の前にはジョーカーの氷のように冷たい瞳。
「しまった!」
「遅いよ」
意識が遠くなる。
バースは深い闇に引きずり込まれた。
「よい夢を」
ジョーカーの声が聞こえなくなった。