「何で?」



 「明日行くから。」



 「どこに?」




 「海にきまってるだろ!!」



 「あっ、そうだった。」



 「入るぞ。」



 「いらっしゃいませ~」



 香水をつけたギャルのお姉さん?店員さん?



 「あら~かっこいこと。」




 「どうも・・・」




 「今日はどんなのを買いにきたの?」




 「彼女に似合う水着を買いにきたんです!」




 海斗・・・聞いてない・・・よ・・・?




 「ふ~ん。彼女さんの・・・」




 「じゃあ、彼女さん!こっちに来てくださいね~。」



 小悪魔スマイルでニヤッと笑った。



 ゾクッ・・・



 背中に寒気がした。



 「は・・・はい。」