急激に走り出したのが、 わかったんだ。 自分の中で、 和希への想いが 動き出して、 止まらなくて、 …こんなの初めて だった。 心臓がドクドクと、 休むことなく 脈を打つ。 −ドクドク…ドクドク… なんか 頬が熱い…。 「吏明…、顔赤いよ??大丈夫??」 「えっ??うん」 −私は、 あなたに 初めての 恋を しました。