「まぢで?!やったぁ☆
とおるちゃんってちょっと
変わってるね!」

「そうですか?まぁちょっと
変わってるとは自分でも
たまに思いますけど・・・」

「あははは、面白いね
とおるちゃんって。」

「はぁ・・・」

これは喜ぶべきなのか落ち込むべき
なのか複雑だ・・・。

「俺とおるちゃんのコト
気に入っちゃったかもww」

は?

「ね。俺と付き合わねっ??」

はぁ?!

「いや、あの、さっき名前知ったばかりの
女にいきなり告白ってもうちょっと
考えてくださぃよ!!」

今日はよく告られる日だな・・・
っつか人生2度目の告白が一日の内に
あるっておいっ!(自己ツッコミ)

「え~、俺なりに結構考えたし
付き合ってからたくさん知れば
いいぢゃん??
ベッドの上でのこともぉ☆」

哉錐先輩は小声でいじわるそうに
言う。
まぁたくさんの女性と付き合ってる
だけあって女性の対応はたしかに
いい、しかも顔も結構ちゃらい感じも
するが整ってはいる。
・・・黙ってれば考えてやっても
いいのにな。

「考えたって・・・、全然時間
経ってませんけど?!
しかもあたしは先輩に知ってもらう気も
先輩を知る気もありませんから」

「ひゅ~、かっこいぃ~(^□^)♪」

先輩がちゃかす。
こういう所がうざいんだYO!!

「だから答えはNOです」

あたしは爽やかな笑顔で答えてやった
先輩は一瞬驚いた顔をしたが
すぐ意地の悪い顔になり

「へぇ、俺の誘いを断ったのは君が
二番目だょ」

御羽田先輩助けてくださ~い!!
セクハラ野郎がいまーす!!
そんなあたしの思いが通じたのか

「おぃ、哉錐。お前比奈乃に何してんだ。」