手を掴まれた

「!、やめて!!」

「気の強ぇ女は好きだぜ。」

とその気持ち悪い目で見られた

手を振り放そうとしても
相手の力が強くてビクともしない。

でもあたしが一生懸命暴れていると

「ちょ・・、いつまでもこんな暴れられたら
ヤれねぇよ」

と男が言うと、リーダーような女が

「仕方ないわね、ちょっとリカ
あの薬まだ余ってたわよね。」

「ええ、たしかあったわよ・・・あぁ、これこれ。」

なんて注射が登場してきた。

「・・・なによ、それ」

あたしはわからないでもなかったが
認めたくなくて聞いた。

「別に、ただ身体が熱くなるだけよ」

ととってもいい笑顔で答えられた。

確信、こいつ絶対腹黒だぁ!!怒

・・・まぁあたしもヒトのコト言えないが。

「あんたらほんとかっこ悪いょ」

あたしは嫌みたらしくいってやった

「ふんっ、すぐにそんなコト言えなくしてやるんだから!!
谷口やってしまってょ!早く!!」

谷口と言う男は鼻息を荒くしながら
わかってるよ!と答えた

さっきの女が注射を刺そうとする。

あたしはさすがに怖くなって目を閉じた---・・・。