まぁその天然なところも
可愛いですけどね!!

あたしが顔をあげないから
ずっと先輩はあたしの顔を
心配そうに覗き込んできた。

うぅー、このままだとあたし
鼻血出しちゃいそうだ。
仕方がないからあたしは顔を
あげ

「っや、大丈夫です。」

と言い笑顔を見せた

「そうか?ならいいんだが」

そう言うと先輩はあたしの顔を
のぞき込むのをやめてくれた。
あぁ、ちょっと複雑・・・。

「なぁ!!比奈乃!」
「ほぇ?!」
「君さえよければサッカー部の
みんなと一緒に帰らないか??
夜道は危ないから。」

夜道というほど暗くはないけど
先輩なりの気遣いだろう
あぁ先輩そんなところも
大好きです♪♪

「え?!いいんですか!!」
「あぁ、あ、でもさっきの奴と
顔会わせにくいよな??」

・・・??さっきの・・・・
あぁ、そういえばあたし
告られたんだっけ
すまなぃ名もしらぬ後輩くん

「あー・・、やめとこっかなぁ」

と小声で呟くと

「あ・・あ、でも俺でよければ
ずっとそばにいるからその・・
帰らないか??///」

先輩が慌てるようにそう言うから
あたしはちょっと笑って

「はぃ、でわお邪魔しますね。」

とあたしは言った。