サッカー部の練習が終わる頃に悠が、もじもじしているのに
気がつきあたしは

「先輩と帰りたいんでしょ??あたしは一人で帰るからさッ」

「え・・、でも・・・」

「遠慮は無用!ね?」

悠はちょっと考えて

「うんっ!ありがとね☆尊><//今度なんか奢るねっっ!!」

「駅前のパフェがいー♪」

「了解ッ☆」

そういうと悠は先輩の方に行きなにやら話して
そのまま一緒に帰っていった

あたしは伸びをして

「んー・・・、それじゃあそろそろかーえろっ」

「あの・・・」

不意に後ろから声をかけられ振り向くとさっきの休憩時間に
あたしを見つめていた男の子が立っていた

「ん?どしたの?」

「もしよかったら俺と付き合ってくれませんか?」

☆?&$%(。д。)エ&★%$”♪??????

「え?」

「俺・・・、先輩の友達と先輩が練習に来てるの見てて
ずっといいなって思ってて、もしよければなんですけど」

やばっ、あたしって天才かも。

「ごめんね?あたし今他に好きな人いるし・・・」

「誰ですか!!教えてください!!」

この仔しつこいな・・・

「和也!彼女困ってんだろ」

おっつ、告白現場に入ってきていいのか??まぁ助かったけど
この人は副キャプテンの御羽田 翼、硬派なイケメンとして有名。
実はこの人があたしの好きな人、ってか告白現場見られたー!!∑(0д0)

「・・・・・・・・・・・・」

和也という男の子はその場を走り去った
なんか悪い気がしたな、なんて思っていると御羽田先輩が
こちらに近付いてきた

「すまんな、サッカー部の後輩が・・・」

それ以上その美形をあたしの前に
近寄せないでー、鼻血ふきそー・・・じゃなくて

「いや、あたしこそなんかすみません」

「何故君が謝る??」

なんて先輩が可愛い顔をしたから

「あはっ☆」

あたしが可笑しく笑うと先輩が

「・・・君の・・、比奈乃の笑顔はきれいだな」

って真剣な顔を言ってきた。
あたしは顔が赤面するのに気がつき下を向いた

「え、なんか悪いこと言ったか?ならすまん!!」

ばか、先輩の天然ッ!!