「ねぇ、さっきのあたしの先輩への態度
さすがに失礼だったよね?!」

少し経ってからさっきの
悪態について考えた

「まぁ、挨拶した相手に
あんな反応されたら少しは
傷つくよねぇ。」

「だよねぇ、どうしよぉ。悠><。汗」

あたしは必死に悠に
アドバイスを聞いた

「ん~、そうだなぁ
それじゃあ逆の立場になって
考えてみたら?」

「逆の立場??」

「客の立場じゃないよ」

「そんなのわかっとるわいっ!!」

悠のボケにすかさずツッコミを
入れる

そしてそんなコントのような
会話をしてるとすぐ授業の予鈴が
なった。
あたしと悠は同じクラスだ
しかも席は悠があたしの
斜め前だ
+結構後ろの方なのだ!

あたし達は自分の席に着いた

次の授業は『古文』だ
古文の先生はもうすぐ定年退職の年で
少しボケた男の先生だ

なので手紙交換をやっても
滅多にバレる事はない

あたしは悠に手紙を書いて
悠の机の上にポイっと投げた

『Dear.悠

逆の立場って・・・・、
そんなのわかんないよぉ
・゚・(ノД`)

from.尊』

すると少ししてから

『尊へ

もしさぁ、尊が先輩だったと
して自分に好意を抱いてる
相手に挨拶してすぐ逃げられたら
どう思う?そんでどうされたい?

悠より』

えぇ、やっぱり自分で
答えを探せって事だよね↓↓

『そーだな、あたしだったら
可愛いって思って
理由がわからなく逃げられたら
理由をはなして欲しいかなーッ。』

そう書いてあたしはまた
悠に手紙を渡した。