「おはょーッ☆」
「あ、悠!おはょ(^^)」
「昨日はありがとね♪今日駅前のパフェおごるねっ!」
「え?!あそこって最低5時間は並ばなきゃなんないんじゃ、」
「っちっちっち!甘いなぁ比奈乃くん!これを見たまえ!!」
「へ??・・・・なっ?!これは!!?」
「昨日の帰りに先輩にもらったのぉ」

悠が手にしていたのは『最優先券』といって
どのお客よりも一番に扱ってもらえるというチケットなのだ!!
伝説といわれていたが本当にあったとは!!
でも・・・

「それって先輩、あんたと行く為に渡したんじゃないの?!」
「それがねー、先輩このチケット2枚持ってる
らしくってもう一枚はあたしに好きな奴と行っていいょ
っていってくれてねー、もうひとつのチケットは
今度の先輩のOFFの日に一緒に行くことに
なったのぉ♪」

恐るべし!サッカー部キャプテン!!
幻のチケットを2枚も持っているとは!!
仕入れ先はどこなんだぁ!!

「そっか、じゃあ今日行こうね☆」
「うん!」

そしてあたし達は放課後になり
駅前の喫茶店に向かった・・・