「あの、もうそろそろ手を離していただけませんか?」


「あぁ、ゴメンな。」


そう言って手を離してくれたけど、


何か寂しくなった。


「やっぱり.....繋いでで下さい...」


言った後にしまったと思った。


何か私...なれ慣れし過ぎてない!?


でも彼はまたニヤッて笑って、


「じゃあ離さん。」


って言うんだ。