『おまえマジで
イライラする…―』








時間が止まる






何が起こったのかわからずに呆然とする……






唇にやわらかい感触が…






わたし…
キス…してる///






唇から電流が走ったみたいに
わたしのカラダはシビれていく…







“チュッ”“チュッ”といやらしい音をたてて
早坂さんの唇が角度を変えながら
くっついたり離れたりを
繰り返している






みるみるシビれていくカラダ







腰はくだけて力が入らない…






ショート寸前で、
立っているのがやっとな私を
背中に回された
力強い腕が支えている








『やべぇ…止まんねぇ…』





唇が離れたすきに空気をいっぱい吸いこむ






ハァ…ハァ……ハァ…
…《ウック!!!!!!///》






わすがに開いた口の隙間から生温かいものが侵入してきた//







逃げ回る私の舌をおいかけてくる//







「……ンンン……ン…ンン…ン…」





“ピチャ”“ピチャ”と、もっといやらしい音をたて始めた唇






激しさをどんどん増していく……―







もう、何度
唇を重ねたかわからない…