恭介の周りはいつもきらびやか。 恭介が世界一って認められたのも、持ってる物があるからかもしれない。 「あ、恭介だ」 「舜哉っ!!」 「うわっ…懐かし」 「こっちこそ」 「涼平ももうすぐ来るよ」 「マジで」 恭介はやっぱり奏太達といるのが落ち着くのかな? 「お、恭介」 「よっ」 恭介、奏太、涼平、舜哉の4人が揃うと、昔を思い出す。 まだ恭介の仕事が忙しくなくて、あたし達も歌手デビューはしてなかったあの頃。 数年前なのに、懐かしい。 あの頃は歌手になるなんて考えてもみなかったな。