「ただいまー」 「あら、おかえり琉莉。 早かったわね」 「そうかな?」 「恭君のクリスマスプレゼント買って来たの? 早く出さないと間に合わないんじゃない?」 「速達で届くようにするつもり。 外国だから、今出せば速達でちょうどいい時期じゃない?」 「それもそうね」 家に帰って、ママと話した後、自分の部屋に行った。 「くはぁっ…」 疲れたぁ~…。 「そーだ。 段ボールあったかな?」 恭介に買ったプレゼント…。 喜んでくれるかな? 「クマちゃん、恭によろしく言っといてね?」