凄く嬉しい。 恭介が色々考えていた事が凄く嬉しいの。 「琉ー莉、指切り」 「うんっ!!」 「今度は必ず守るから」 そう言ってくれるだけで、嬉しい…。 「恭介、琉莉ちゃん。 なーにコソコソ話してるのよ? 聞かれたくない話?」 「母さんには関係ねぇだろ」 「違うよ~、明後日恭と夏祭り行くの!!」 他愛もない話をするだけでいい。 恭介と一緒にいれるだけでいい。 「あ、そうだ。 ねぇ琉莉ちゃん」 「ん?」 「見て欲しい物があるの」 見て欲しい物? 何だろう…。