セルリアとギルは、華の儀式が行われる、村の神殿に向かっていた。 老若男女問わず、皆振り返り顔を赤らめてセルリアを見た。 何だろう、いつもはギルといると女の子達がうるさいのに…。何故か今日は静かなんだけれど。それにしてもさっきからすごい視線を感じるのだけれど…。 それもそのはず。 眼鏡のセルリアと同一人物とは、誰も思いもしなかった。