「梨乃の大切な人。

いっぱいいるの。
失ったら梨乃、死んでしまうかもしれない。


あっきー

家族、
それから
河波家に仕えている者たち。

クラスの子


そしてもちろん

愛純。


蒼ちゃんも、連君も


十分梨乃の大切な人なの。


皆が居てくれたから
梨乃はここまでこれたし
支えてくれた皆が居なかったら
梨乃は今、ここに居ないよ。



大好きなの。
大好きでたまらなくて..............。



でも、
大切な人を作らなきゃよかった。何て思ったこと無いよ?
だって、そうしないと

愛純たちにも会えなかったわけなんだから!」





えへへ、と笑った。





梨乃.............。
私だってそうだよ。