「幼馴染。そういえば私と同じ位。友達。そういえば絆は幼馴染よりも浅い。親友。そういうのはあっきーは許せなかったんじゃない?だから、あえての“妹”
あっきーは全然分かってないよ。絶対。
梨乃から言ってあげなよ。好きだって。」
その瞬間
梨乃の目から涙が零れ落ちた。
瞬きをせずに
ただ、呆然としているなか、無意識に涙が零れ落ちた。とでもいうように。
「あっきーが好き。」
呟いた梨乃に対して、そこに居た梨乃以外の人間が(私を含め)笑った。
「私達に言わないでよっ!」
「でも、もう、無理だよ。
すっごくすっごくあっきーが好き。
諦めたくない。
きっとここで諦めたら一生後悔する。
でもね、梨乃、婚約しちゃったし。
愛純たちが危なくなっちゃう。」
あっきーは全然分かってないよ。絶対。
梨乃から言ってあげなよ。好きだって。」
その瞬間
梨乃の目から涙が零れ落ちた。
瞬きをせずに
ただ、呆然としているなか、無意識に涙が零れ落ちた。とでもいうように。
「あっきーが好き。」
呟いた梨乃に対して、そこに居た梨乃以外の人間が(私を含め)笑った。
「私達に言わないでよっ!」
「でも、もう、無理だよ。
すっごくすっごくあっきーが好き。
諦めたくない。
きっとここで諦めたら一生後悔する。
でもね、梨乃、婚約しちゃったし。
愛純たちが危なくなっちゃう。」