ピッ


「愛純、なんだって?」

「今から梨乃のところまで行く。」

「俺は行くよ。」
連がすぐさま言った。

「俺も、一応梨乃の友達だし。」
蒼もそう言うから、3人でまた向かうことにした。


「神崎!今から外出します。」

近くに居た人に声を掛けて家を出た。

「お気をつけていってらっしゃいませ。」

「うん、ありがとう!」


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「愛純様!こちらです!」

花井さんの運転する車に乗った。

「私は今日のこの時間を待っていました。」

「どういうことですか?」